整体の仕事を知る
整体とは、体を支えている背骨や骨盤などに起こる歪みを治すことが主な仕事です。
これら骨の歪みを矯正治療することで、筋肉疲労を回復させたり血流を良くすることで、健康な身体を取り戻すことが出来るようにします。
また痛みを感じていた個所などでは、その痛みも取れることになるはずです。
更には治療を受けたことで、自覚症状がない場所の不都合を見つけることも可能になっています。
例えば左足の太ももの裏側に痛みが起きていた時、治療を行うことで右腰の張りがその原因だったなどのことが判る場合もあります。
整体師は人の体に触ることで、歪みや張りを見つけることが出来、治療を行うことで正常な身体に戻す仕事と考えると良いのでしょう。
整体師になるためには
人気の整体師になるためには、勉強をする必要があります。
東洋医学はもちろんですが、解剖生理学や整体理論は必ず学ぶ必要があります。
と言うのも整体師になるためには、資格がなくとも良いことになっています。
もちろん柔道整復師などの学校を卒業して、国家試験に受かった人も整体師としての仕事は出来ます。
しかし残念なことに民間学校で通信教育を受けた人でも、整体師を名乗ることが出来るのです。
違いは国家資格があるか否かと言うことになるのですが、患者さんにとっては資格より自分の身体が治ることが先決です。
つまり名ばかりの整体師では、いけないと言うことです。
実力のある整体師が、患者さんに喜ばれることになると知っておくべきです。
まず肝心な知識として東洋医学が必要になりますが、経穴とか経路、気と言う中国医学を学ぶものです。
経穴と言われるのは俗に言うツボと言われる場所を指すことになり、施術を行う際には必要な場所となります。
更に解剖生理学を学ぶ必要があると言うのは、体内にある器官を知りどのような働きをしているのかと言うことを知るためのものです。
体の不調の原因を突き止める要因になることが多いため、知る必要が出て来ます。
時代に合った整体も大事
そして整体論は考え方を知ることが大事で学んだ後、自分自信で論理だて出来るようにしておくべきものです。
座学だけでは理解出来ないこともあると知っておきましょう。
これからの時代は、いろいろな要求に応えられる整体師になる必要が出て来ます。
仕事が多様化されたことで、職種の幅が広がっています。
仕事疲れが原因となる時に、どんな職業の人にはどんな負担が多くなるのかなどの知識を蓄えることも、患者さんの信頼を得ることになると思わます。
ただ、言われた箇所だけを治療する時代ではなくなったとも言えるのでしょう。